最近の記事
QRコード
QRCODE
Information
ログインはこちら
プロフィール
ARMS 牧野
ARMS 牧野

 滋賀咲くブログ at 
この広告は365日以上更新がないブログに表示されます。  

地震保険について

2012年04月12日

 ARMS 牧野 at 10:21  | Comments(0) | リスクマネジメント
おはようございます。
随分と暖かくなりましたicon01
ようやく春らしい気候にiconN10

今日は3.11以降、たくさんの方からご質問をいただきました「地震保険」について記したいと思います。

地震保険は地震や噴火、津波によって、建物や家財が次のような被害を被ったときに保険金が支払われます。

①地震により火災が発生し家が消失した場合。*
②地震により家が倒壊した場合。
③噴火により家が損壊した場合。
④津波によって家が流された場合。
⑤地震により家が埋没した場合。

*地震により火災が発生した場合は火災保険に加入していたからといって火災保険金は支払われないので注意が必要です。


家地震保険4つのポイント家
 
1. 火災保険+地震保険!!
地震保険は単独では加入できません。
火災保険にセットして契約する必要があります。
(火災保険の契約期間中でも途中加入出来ます。)


2. 保険金額
地震保険の保険金額は火災保険の保険金額の30%~50%の範囲内でしか契約できません。
(建物:5000万円、家財:1,000万円の限度額も設定されています)
例・・・火災保険 建物:3000万円          家財:1000万円
    地震保険 建物:900万円~1500万円   家財:300万円~500万円


3.保険料と割引制度
保険料は建物の構造と所在地によって異なります。所在地は、地震の危険度により都道府県別に1等地~4等地までの4つに区分されており(4等地は、東京都・神奈川県・静岡県)、建物の構造は、木造か非木造かの2つに区分されています。
また、築年数や耐震等級に応じた割引制度があります

【割引制度】
・免震建築物割引 : 割引率30%
・耐震等級割引  : 割引率10%・20%・30%
・耐震診断割引  : 割引率10%
・建築年割引   : 割引率10%

もう一つ、地震保険料の一定額が控除され、税制上のメリットが受けられる「地震保険料控除」があります。
(年末調整や確定申告の際に「地震保険料控除証明書」を提出します)


4,共同運営の保険
地震保険は、「地震保険に関する法律」に基づき、政府と損害保険会社が共同で運営する公共性の高い保険です。
地震保険では、大地震による巨額の保険金の支払いに備えて政府がバックアップしています。



< 問題点 >
万が一の備えとして重要な保険の一つではありますが、保険料が高いことと補償額が低いことがネックになっており、火災保険に比べると加入率は低いのが現状です。
また、火災保険とセットでなければ加入できないことが、加入をためらわせていることも考えられます。
今後、火災保険とセットでなければ加入できないという条件を撤廃させることにより、「火災保険はA社、地震保険はB社」といった柔軟な保険選びができるようになれば、地震保険に加入しやすくなるのではないと思います。。
地震保険は万が一の備えにおいて非常に重要な役割を担う存在にも関わらず、法律や仕組み、システムが加入したくてもためらわせてしまう結果を招くのは大きな問題です。



< 地震保険は本当に必要?? >
単純に地震保険が必要かと聞かれれば、私は必要だと答えます。
万が一、震災に遭ったとして、命あって、無事であるなら本当に良かったというのが第一だと思います。それでもその先に誰しもが復興へ向かって第一歩を踏み出さなくてはなりません。その第一歩を自分の預金や資産で賄えるのか、地震保険の助けが必要なのかは個々人におかれた環境や考え方、価値観によって異なります。
建物が全壊して地震保険が支払われても同じ家を建てるだけ保険金はおりません。それでも住宅ローンなどが残っていたり、教育費がかかるような状況であった場合、ご自身の家計はこの負担に耐えることができるか否か。もし賃貸するにしてもやはり一時的にお金は必要になると思います。
何もかも失った時に出てくる保険金が自分自身に必要かどうか?
今一度、地震が起こる前にこれらのことを考慮して本当に「地震保険」が必要かどうか、現在の環境、考え方、家計状況に照らし合わせてご家族で相談してみてくださいね家

  


地震発生時の注意点

2011年03月12日

 ARMS 牧野 at 00:53  | Comments(0) | リスクマネジメント
揺れを感じた瞬間、携帯電話で通話中でした。
長い揺れ。
通話を終えたあとにネット上に流れてくるニュース。
大きな地震。
被害は広がるばかり。

地震は、いつ、どこで起きるかわかりません。
ARMSとして記さなければならない事を記します。

≪地震発生時の注意点≫
◇まず、身を守る。
  まず自分が怪我をせず、生きていなければ誰も守れません、助けられません。

◇揺れが収まったら火元の安全確認。

◇身の安全を確保したら、家族や友人の安全を確認する
   自宅や*携帯に電話し、安否の確認。
   *携帯は繋がりにくいか繋がらない可能性が高いです。
   「171災害用伝言ダイアル」を利用して、安否状況を連絡し合うことです。
   <登録時>171→1→自宅電話番号→メッセージ録音
   <再生時>171→2→自宅電話番号→メッセージ再生

 レイクスのWARAも紹介していますが、
 連絡のとれない家族や友人がいる方のために
 「Google Person Finder」 というツールが提供されています。   
  http://goo.gl/rlR07

◇ラジオを活用して地域や自治体、自主防災組織からの情報を収集する。

◇近所の消化活動・救助活動に、協力、参加する。

です。


ひっきりなしに流れているニュースを見て、
これ以上、被害が大きくならない事を祈るばかりです。
本当に、本当に。。。